本ブログ「すきあらばリスニング」を運営している筆者は、Audible(オーディブル)で62冊(2026年3月28日時点)の小説を聴きました。
この記事では、オーディブルを愛用している筆者が今まで聴いた小説の中からオススメの10冊を厳選し、ランキング形式で紹介します。
以下のような評価チャートも作って視覚的にもわかりやすく、楽しめるようにしました。

かおす文字が小さくて見えない場合は、画像をタップすると拡大されます。
この記事を読めば、あなたの聴きたい作品が見つかること間違いなしです。
聴きたくなった作品や「私はこれがオススメ!」といった作品がありましたら、コメントで教えてくれると嬉しいです。
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Audible(オーディブル)でオススメの小説ランキングBEST10
筆者がオーディブルでオススメする小説ランキングBEST10は以下の通りです。



それでは、各作品の評価チャートやあらすじ、魅力を見ていきましょう。
第1位:『方舟』クローズド・サークル×最後のどんでん返しが最高


| 著者 | 夕木 春夫 |
| ナレーター | 山内 璃久亜 |
| 再生時間 | 11時間15分 |
| ジャンル | ミステリー |
大学時代の友人たちと山奥の地下建築を訪れた一行。
しかし、地震によって出口が塞がれ、内部に閉じ込められてしまう。
脱出するには、誰か一人が施設に残り、外から扉を扉を開けるしかない。
やがて密室の中で殺人事件が起き、疑心暗鬼が広がっていく。
極限状態の中、犯人探しを進めていくが…。
筆者がオーディブルでオススメする小説第1位は、夕木春夫さんの『方舟』です。
筆者がクローズド・サークルが大好きなので、まず「地下建築に閉じ込められてその中で殺人事件が発生する」というシチュエーションがよかったです。
やっぱり閉鎖空間で起こる殺人事件はゾクゾクしますし、警察がすぐには来られないから犯人が野放しという展開もいいですよね。
また、本作には、シャーロック・ホームズやエルキュール・ポアロ、エラリー・クイーンのような名探偵は出てきません。
主人公のいとこが、第一の殺人事件が起こった後、場を仕切り始めて探偵役のような立場になります。
彼は先ほど挙げたような名探偵ではなく、あくまで素人で粗削りな探偵ですが、そうしたリアルさが本作の魅力の一つになっていると感じました。
最後のどんでん返しは完全に予想外で、見事に騙されてしまいました。



どんでん返しに気持ちよく騙されたい人にオススメです。
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第2位:『硝子の塔の殺人』犯人が最初からわかってるのに面白い


| 著者 | 知念 実希人 |
| ナレーター | 高梨 謙吾 |
| 再生時間 | 18時間11分 |
| ジャンル | ミステリー |
雪深い山中に建てられた巨大なガラス張りの館「硝子の塔」に、ミステリー好きの人々が招かれる。
館の主は世界的な資産家で、そこには探偵や作家など個性豊かな人物が集まっていた。
しかし、吹雪によって外界と隔絶された中、館で殺人事件が発生する。
閉ざさた空間で次々と起こる不可解な事件に、自称「名探偵」の碧月夜(あおいつきよ)と医師の(いちじょうあすま)は推理を巡らせていく――。
筆者がオーディブルでオススメする小説第2位は、知念実希人さんの『硝子の塔の殺人』です。
本作の大きな特徴は、殺人を犯した主人公・一条遊馬の視点で物語が描かれる点です。
とはいえ、「犯人が探偵にバレるかどうかを見守るだけの話」ではありません。
第一の殺人の後、彼の関与していない第ニ、第三の殺人が起きてしまうのです。
彼は自分の殺人を被害者の自殺に見せかけますが、探偵によってすぐに「殺人の可能性が高い」と見破られてしまいます。
さらに探偵は、すべての事件が同一人物による犯行だと考え始めます。
そこで彼は探偵に協力するふりをしながら、自分の罪を真犯人になすりつけようと画策するのです。
本作は「主人公の犯行がいつ探偵に見破られるのか」という緊張感と、「真犯人は誰なのか」というミステリーとしての謎解きを同時に楽しめます。
再生時間は18時間11分とかなり長いですが、最初から最後までハラハラする展開で、一気に読み進めてしまいました。



ミステリー好きにはぜひオススメしたい一冊です。
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第3位:『地雷グリコ』女性版”遊戯”がゲームで無双していく姿が爽快


| 著者 | 青崎 有吾 |
| ナレーター | 乃依 実咲 |
| 再生時間 | 11時間23分 |
| ジャンル | ミステリー |
勝負事に無類の強さを発揮する女子高生・射守矢真兎(いもりやまと)。
彼女は日常の遊びをベースにした独特の”頭脳ゲーム”で、さまざまな相手と勝負することになる。
相手の思考を読み、わずかな情報から最適な一手を導き出す高度な駆け引きの中で、知略と心理戦が繰り広げられていく。
果たして真兎は、次々と現れる強力なライバルたちに勝ち続けることはできるのか!?
筆者がオーディブルでオススメする小説第3位は、青崎有吾さんの『地雷グリコ』です。
本作はイメージとしては、初期の『遊戯王』に近い作品です。『遊戯王』と聞くと、カードゲームをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、実は初期の頃はカードゲームがメインではなく、闇の人格を手に入れた主人公の遊戯がさまざまなゲームで不良たちを打ち負かしていくストーリーでした。
本作も初期の『遊戯王』に近く、「勝負事にめっぽう強い主人公がゲームで無双する」といった部分が最大の魅力になります。
登場するゲームも、既存の遊びにオリジナルのルールを加えたユニークなものが多いです。
例えば、タイトルにもなっている「地雷グリコ」は、グリコに”地雷”の要素を加え、踏んでしまうと10歩戻るというルールが追加されています。
そのほかにも、坊主めくりと神経衰弱を組み合わせた「坊主衰弱」や、自分で新しいじゃんけんの型を作る「自由律じゃんけん」など、オリジナリティあふれるゲームが次々と登場します。
駆け引きや心理戦が好きな人や、ゲームで相手を打ち負かしてスカッとするみたいな展開が好きな人には、特にオススメできる作品です。
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第4位:『プロジェクト・ヘイル・メアリー』主人公と宇宙人の絆が最高


| 著者 | アンディ・ウィアー、小野田和子(訳) |
| ナレーター | 井上 悟 |
| 再生時間 | 上巻:13時間、下巻:12時間58分 |
| ジャンル | SF |
宇宙船の中で目覚めた男・グレースは、なぜ自分がここにいるのか思い出せなかった。
やがて彼は、人類を滅亡の危機から救うために宇宙へ送り出された科学者だと知る。
太陽の異変を解決するため宇宙で調査を進める中、思いもよらない存在と出会い、運命を左右する共同ミッションが始まる――。
筆者がオーディブルでオススメする小説第4位は、アンディ・ウィアーさんの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』です。
筆者はSFがあまり得意ではなく、科学的な知識も本当に基本的なことしかわかりませんでしたが、それでも夢中になって楽しめました。
本作の大きな魅力の一つが、主人公と宇宙人・ロッキーの関係です。
異なる星に生まれ、文化も言葉も全く違う二人が、互いに気遣いながら協力して危機を乗り越えていく姿には胸を打たれます。
特にロッキーは独特の話し方や反応がかわいらしく、話すたびに思わず癒されてしまいました。
科学的な内容は本格的でやや難しい部分もありますが、グレースのユーモアのある語り口のおかげでテンポよく読み進められます。
SFが好きな人はもちろん、普段あまりSFを読まない人でも十分に楽しめる作品だと思います。
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ちなみに、2026年3月20日には映画も公開されます。



筆者も映画館に見に行こうかなと思っています。
第5位:『すべてがFになる』内容が少し難しいけど、タイトル回収がすごい


| 著者 | 森 博嗣 |
| ナレーター | 池添 朋文 |
| 再生時間 | 17時間31分 |
| ジャンル | ミステリー |
孤島にある研究施設を訪れた大学助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と西之園萌絵(にしのそのもえ)を含む学生たち。
そこで天才プログラマー・真賀田四季(まがたしき)が密室状態の研究室で殺害される事件が発生する。
犀川と西之園は論理的な推理によって、不可解な密室殺人の真相に迫っていく――。
筆者がオーディブルでオススメする小説第5位は、森博嗣さんの『すべてがFになる』です。
本作はまずタイトルを見たときに、「これはどういう意味なんだろう?」と強く興味を引かれました。
物語を読み進めるうちに「すべてがFになる」の意味が明らかになり、タイトル回収が見事だなと感じました。
また、本作で殺される天才プログラマー・真賀田四季の存在感もとても強烈です。
圧倒的な知性とどこか人間離れした雰囲気があり、何を考えているのか全く読めない不気味さが魅力的でした。
さらに、殺人トリックもこれまでに見たことのないタイプで非常に斬新だと感じました。理系ミステリーらしいロジカルな面白さが味わえます。



本格的なミステリーが好きなら、一度聴いてみても損はしないでしょう。
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ちなみに、本作はアニメ化もされています。小説が難しそうなら、アニメから見るのもアリです。
筆者も中学生の頃に挑戦したのですが難しすぎたので、大人になってからアニメ→オーディブルの順番で聴きました。
第6位:『プロパガンダゲーム』人々がどうやって扇動されるのかがわかる


| 著者 | 根本 聡一郎 |
| ナレーター | 中村 友紀 |
| 再生時間 | 9時間15分 |
| ジャンル | ミステリー |
巨大広告代理店「電央堂」の厳しい就職試験を勝ち抜いた大学生8名。
彼らに課された最後の課題は、戦争賛成派と反対派に分かれ、一般市民役からどれだけ指示を集められるかを競う「プロパガンダゲーム」だった。
果たしてどちらがより多くの支持を集めるのか、そして、この選考に隠された真の目的とは――。
筆者がオーディブルでオススメする小説第6位は、根本聡一郎さんの『プロパガンダゲーム』です。
本作はいきなり最終選考から始まるので、序盤の説明が長い作品が苦手な筆者にとっては、かなり聴きやすかったです。
また、プロパガンダゲームの面白いところは「どうすれば人の心を動かせるのか」という点にあります。
あくまで企業の最終面接の課題なので、たとえ戦争賛成派が勝ったとしても、実際に戦争が起きるわけではありません。
しかし、人々をどう扇動するのか、どんな情報や見せ方が世論に影響を与えるのか、といった駆け引きが興味深く描かれています。
例えば、かわいい女の子がコスプレをして広報をすると男性票が増えるなど、現実の広告やPRにも通じるような戦略が登場するのも印象的でした。
終盤はやや盛り下がってしまった感もありましたが、続編を示唆するような終わり方だったので、今後の展開にも期待したいと思います。
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第7位:『爆弾』爆弾魔”スズキタゴサク”がめっちゃウザい(笑)けどクセになる


| 著者 | 呉 勝浩 |
| ナレーター | 星 祐樹、品田 美穂 |
| 再生時間 | 12時間51分 |
| ジャンル | ミステリー |
東京で爆発事件が発生し、警察は暴行で取り調べ中だった男・スズキタゴサクに疑いの目を向ける。
冴えない中年男に見える彼は、爆弾の存在や次の爆発をほのめかす発言を繰り返す。
真偽のわからない言葉に翻弄されながらも、警察は次の爆発を防ぐために必死に捜査を進めるが…。
筆者がオーディブルでオススメする小説第7位は、呉勝浩さんの『爆弾』です。
本作の大きな魅力は、爆弾魔・スズキタゴサクの強烈なキャラクターです。
彼は取り調べの中で、「刑事さんは頭がいいでしょうからわかると思いますけど…」と相手を挑発したり、「私は学も金もない人間ですから」と卑下するような態度を取ったりと、終始ひょうひょうとした様子で刑事たちを翻弄します。
その言動がどにかくウザく、聴いていて思わずイライラしてしまいました。
でも、このスズキタゴサクのウザさが、刑事たちとの心理戦や駆け引きをよりスリリングで面白いものにしているのも事実です。
犯人と刑事の会話劇や頭脳戦が好きな人には、特にオススメできる作品です。
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ちなみに、2025年10月31日には映画も公開されました。



筆者もアマプラで配信されたら見ようと思っています。
第8位:『成瀬は天下を取りにいく』常に我が道を行く成瀬に痺れる!憧れる


| 著者 | 宮島 未奈 |
| ナレーター | 鳴瀬 まみ |
| 再生時間 | 5時間4分 |
| ジャンル | 青春 |
滋賀県大津市に住む中学生・成瀬あかりは、何事にも全力で挑戦する少し風変わりな少女。
閉店が決まった西部大津店に毎日通ってテレビに映ろうとしたり、M-1グランプリに出場しようとしたりと、次々に大胆な目標を掲げて行動していく。
そんな成瀬に振り回されながらも引かれていく幼馴染の島崎。
まっすぐで予測不能な成瀬は止まらない!
筆者がオーディブルでオススメする小説第8位は、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』です。
本作は第21回本屋大賞を受賞した作品なので、知っている人も多いでしょう。
頭が良い一方で少し変わり者で、周囲から浮いた存在になりがちな成瀬。
本人はそんなことを全く気にせず、自分が正しいと思ったことにまっすぐ挑戦していきます。
その姿がとにかくカッコよくて、聴いていて爽快な気持ちになりました。
学生の頃の自分は、成瀬が持っているような一生懸命さをどこかバカにするような考えを持っていた気がします。
でも、30歳になった今では、常に我が道を全力で突き進む成瀬に痺れ、憧れを抱いています。
何かを挑戦したいと思いながらも一歩を踏み出せずにいる人には、本作が背中を押してくれる一冊になるかもしれません。
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第9位:『コンビニ人間』主人公を通して”普通とは何か”を考えさせられる


| 著者 | 村田 紗耶香 |
| ナレーター | 大久保 佳代子 |
| 再生時間 | 3時間42分 |
| ジャンル | 純文学 |
幼い頃から周囲との感覚の違いに戸惑いながら生きてきた古倉恵子(ふるくらけいこ)は、大学時代にコンビニでアルバイトを始めてから、自分の居場所を見つける。
マニュアル通りに働くことで「普通の人間」になれると感じで、36歳になった今もコンビニ店員として働き続けていた。
しかし、結婚や正社員としての就職を勧める周囲の声にさらされる中で、彼女の生き方は少しずつ揺らぎ始める…。
筆者がオーディブルでオススメする小説第9位は、村田紗耶香さんの『コンビニ人間』です。
本作の主人公・古倉恵子は36歳の現在もコンビニでアルバイトを続け、恋愛経験も全くありません。
しかし、本人はその生活に特別な不満を持っているわけではなく、むしろコンビニという場所に安心感や居場所を見出しています。
一方で、周囲の人たちは「30代でアルバイトのままなのはどうなのか」「恋人を作ったり結婚したりしないのか」といった”普通の人生”を当然のように求めています。
恵子自身は困っているわけではないのに、社会の常識が彼女を”普通ではない存在”として扱ってくるのです。
こうしたやり取りを通して、本作は「普通とは何か」「社会が求める生き方とは何か」と鋭く問いかけてきます。
社会の「こうあるべき」という価値観に違和感を感じたことがある人には、ぜひ聴いてほしい作品です。
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第10位:『葉桜の季節に君を想うということ』予想外のオチに驚かされる


| 著者 | 歌野 晶午 |
| ナレーター | 鈴木 裕斗 |
| 再生時間 | 13時間44分 |
| ジャンル | ミステリー |
本私立探偵の成瀬将虎は、ひょんなことから知り合った女性・久高愛子をきっかけに、高齢者を狙った悪質なマルチ商法の存在を知る。
被害者を救うために調査を進めるうち、次々と新たな人物や出来事が絡み合い、事件は思わぬ方向へと展開していく…。
筆者がオーディブルでオススメする小説第10位は、歌野晶午さんの『葉桜の季節に君を想うということ』です。
本作は書籍に関するエンタメ情報番組『ほんタメ』というYouTubeチャンネルで知り、「面白そう!」と思って聴きました。
正直に言うと、本作はストーリー自体が圧倒的に面白かったというより、「どんでん返しの発想」に驚かされた作品です。
オチの部分はこれまで読んできたミステリーの中でもあまり見たことがないタイプで、かなり斬新に感じました。



こういうオチもあるのか!と思わず唸ってしまいましたね。
どんでん返しが好きな人や今までに見たことがないタイプのラストを味わってみたい人には、ぜひ聴いてほしい作品です。
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まとめ:Audible(オーデイブル)には、面白い小説がたくさんある!
筆者がオーディブルでオススメする小説ランキングBEST10は以下の通りです。
オーディブルには、面白い小説がたくさんあります。
オーディブルを利用していて聴きたい作品がなくなってきた人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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無料体験を試す前に、実際にオーディブルを利用している筆者のリアルな感想を知りたい人は以下の記事を参考にどうぞ。














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